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先日おもしろいCDを見つけた。
『哀 戦士・Ζ×R /Richie Kotzen』
『Influences & Connections Volume One /MR.BIG』

まずは、

哀 戦士・Ζ×R CDジャケットより引用~

「ガンダムとの出会いは衝撃的だった。
志を持ちながら、強く激しく戦い、
美しくも哀しく散った、戦士たち。
映画版ムービーコレクションを見つけて、
その時からのめり込んだんだ。

「哀 戦士」を聞いたとき、すぐこれをロックにしてみたいと思った。
幾多の時代を駆け抜ける、白いモビルスーツの伝説を、
ロックミュージックを通して世界に伝えたいと思ったんだ。
長い間の僕もこの想いが本当に実現するなんて、
運命としか思えない。
ここに選んだ曲はどれも、
僕にとって特別の思い入れがある曲なんだ。
それをカバー曲集として発表することができるなんて、感無量だ。
そして3曲のオリジナル曲を、
逆境での戦いから明日(New Day)へのブリッジにしたいと思う。

このアルバムを、愛する者のために宇宙で戦死した彼らに捧げたい。

無駄にはしない。
君たちの信じた未来は今から始まる!

リッチー・コッツェン」

こんなのがCDとして今年の3月に発売されていたなんて、
今頃知った!・・・

あーリッチー!!
今までもずっと好きだったけど、これでもうダメ!!
よりによってとうとう「ガンダム」に手を出すなんて!

僕たちの世代の日本の少年達はみんなガンダムに夢中だった。
その大好きだったガンダムと大好きなアメリカ軽音楽との融合を果たしてくれたのがリッチーだなんて!

それに、これまたタイトルが「哀 戦士・Ζ×R」
初めて映画館へ足を運んだのがガンダムの「哀 戦士」、
そして以前の僕の愛車は「カワサキZXR250」!
これは運命なのか!
リッチー!この先君のアルバムは、無条件に買い続けるだろう・・

ちょっとお許しいただいて、薀蓄をツラツラと・・・

僕とは同学年のリッチー・コッツェン。
アメリカのスーパーギタリストであり、スーパーボーカリストであり、ミュージシャン、作曲家。
アルバムではドラムもベースもピアノもこなすスーパーマルチプレイヤー。
かつモデル並のルックスとステージでのかっこいいパフォーマンス・・・

1989年に彼がデビューしたときのハードロック界は、トニーマカパイン、ポールギルバート、クリスインペリテリ等のクラシカル速弾きピッキング系凄腕ギタリストが山のように勃発していた。
その中で、アランホールズワースばりのレガートな超速弾きに加え、ジャズ?フュージョン?ブルース?クラシカル?な縦横無尽なフレーズに魅せられて以来ずっと動向を見守ってきた。

地味な方で、大ヒットは無かったものの、ソロで次々にハードロック、ブルースロック系アルバムを出し続け、マイケルボルトンを上回るパワフルなすばらしいソウルフルボイスで歌まで歌いだしたかと思うと、
突然ビジュアル系ロックバンドのポイズンに加入し、さっさと脱退したかと思うとジャズフュージョンに傾倒し、
今度はいきなりビッグバンドのMR.BIGへ加入して喜ばせてくれたかと思うと・・
MR.BIG解散後はソウルポップなボーカルアルバムで歌をメインに活動していたように感じてた。
と思ったら今度はなんと、日本が誇るアニメ「ガンダム」のカバーアルバム。
参りました。
そしてまた新しくハードロックのバンドで活動を始めてる。
ずっと応援するよ!

つぎにMR.BIG。

また違うアルバムを発見。
MR.BIGの変なトリビュート(?)アルバム。
MR.BIGのトリビュートなのに、第2期オリジナルメンバーのリッチー(vo,g)、ビリー(b,g)、パット(dr)が参加してる。
タイトルは「Influences & Connections Volume One」
表面的な解説は伊藤政則がうまく書いててくれて解りやすい。
僕が感じたのは、第1期オリジナルメンバーのエリックマーティン(vo)とポールギルバート(g)をパロディって楽しんでるように感じて非常に非常におもしろい。

まず1曲目「MR.BIG」
バンド名のMR.BIGというのは、フリーの曲の一つ「MR.BIG」から引用して出来たのは周知の事実。
バンドMR.BIG結成直後の1.stアルバム中の曲MR.BIGはそのフリーの曲をカバーしており、
ボーカルのエリックはフリーのボーカルのポールロジャースの真似をしていた。
今回のトリビュートではなんと、ポールロジャース本人がバンドMR.BIGのトリオをバックに同名の曲を歌っている。
しかも、わざわざオリジナルとは歌い方を変えて!(ここがおもしろい)

そんな調子で全曲が「逆ひねり」を施してある。

他にも、バリバリのアップテンポナンバーのコロラド~やダッディブラザー~では、
慣れないパワフルボイスでの歌い方の参考にしたと思われる御大。
それは、レインボーやディープパープルのボーカルだったジョーリンターナー。
そのジョー本人がこの2曲で歌ってる(あきらかにエリックよりパワフルでしかもうまい)。
そして一方のギターの方は、ポールが参考にしたであろうことは明らかな二人が!
コロラド~ではメガデスのマーティーフリードマンが、
そしてダッディー~では、ななんと御大イングヴェイマルムスティーンが!
ポールの曲のソロをイングヴェイが弾きまくっていて、
しかも曲中にディープパープルのハイウエイスターが組み込まれており、
それぞれが行きつ戻りつでどっちの曲か見分けが付かなくなるくらい遊びまくってる。
(さらに突っ込むと、昔けんか別れしたジョーとイングヴェイが一緒にやってること自体もおもしろい)

これはもうたまらん!!
おもしろくて!おもしろくて!
こんな感じのひねりが入った曲が13曲も入ってる。

なんでもそうだけど、色んな背景を知ってることが、
おもしろいものをよりより面白く感じさせてくれる。

MR.BIGというのはなんとも、ジョークが好きなバンドで。
解散してまでおもしろおかしさを提供してくれます。
スーパーアーティスト達による、突っ込みようの無い程の馬鹿テク演奏でありながら。

興奮して書きまくってしまった・・・
しかし、このアルバムをエリックマーティンとポールギルバートはどう思って聴いただろうか・・

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